ジュブナイル トーキング byKIKI

ただの大学生の日記です。マンガ、アニメ、小説なんでもござれ。同性愛も好きですよww

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2012-11-25-Sun-12-45

マイブームは恋愛と殺人(小説付き)


やはー、嬉々ちゃんダヨー。

リトバスアニメでかなちゃん出て、ちょっとご機嫌だぜ。
あ、でもどうせなら恭介と絡んでほしかったなぁ……。
恭介×小毬、来々谷、佳奈多は私の中のベストカップリング。

まぁ、恭理樹が最高ですけどね……ぽ。


というわけで、ってなんのこっちゃーなんだけども。
ツイッターの方でちょくちょく言ってた、小説。書いちゃいましたよー。

主人公はヘタレで、ヒロインは無表情クール。
いやー、私の書くキャラは皆おしゃべりばっかだから、無口にしようとしてもかけませんね。というわけで無表情ってだけにしたんですがね。

イメージはありません。
あ、いや正確に言うとあるんですけど。まあ、ピクシブのある漫画からってことで。

あんまり、転載すると怒られますゆえ。やはは……。

それでは、追記部分に載せましたんで、クリックどうぞなのですよー☆

んじゃ、縁があったら、また明日。

『一応付き合ってるのですよね、僕達』



「いつも通り過ぎて、不安になる」

と、僕は苦笑いをする。
それを案じてなのか、会話の流れとしてなのか、目の前の女性は小首を傾げて尋ねる。

「何を?」

 僕はそれを聞いて、彼女から目を反らした。いやまあ、不安材料が彼女によるものだからというのもあるけど、こんなにも露骨にしてしまう僕も、ああ情けない。

「コーヒー、冷める」

「あ、ああ、うん……」

 僕は、彼女に言われるままに少し冷めたブラックコーヒーを口に含める。
 僕らは街中のカフェにいる。周りはカップルだらけ……というわけではないがチラホラとテーブルで向い合せになっている。僕らはというと、そのチラホラの一部で、僕と目の前にいる女性・朱音真心(しゅのん まごころ)は付き合っている。……一応。
 そんな傍目から見たら、いわゆるリア充なのだろうけども、僕はいつも通り不安を憶えている。
 不安。
 いや、彼女が可愛すぎることに理由があるわけではない。ふむ、ついでだから言うと、自慢ではないが彼女は美人だ。僕達が付き合い始めた2年前、つまり高校2年生の頃は地味子として、周りに見向きもされなかったのだが、大学に入ってからは彼氏である僕が言う時点で、もうダメダメなのだけど、惚れ直してしまうほどの変貌ぶりだった。垢抜けない額縁眼鏡に、これまた垢抜けないロングヘアーが地味子の特徴のない特徴だったのだけど、眼鏡はコンタクト、ふわふわしたショートヘアー。ええ、切った当初はびっくりいたしましたとも。これはあれですか。彼氏がいるのに失恋ですか、とか焦ったり。
 いや!いいんだ。違うんだ。僕の言いたい事はそんな彼女の『いめちぇん奮闘記』ではないのである。
 不安。何故こんな可愛いげふんげふん(刺激しないことにする)、彼女を持って不安に思っているのか。

「律くん」

「ん、なに?アカネ」

 ちなみに、律くんというのもアカネというのも互いのあだ名である。

「今日は、お茶の為に私を呼んだの?」

「あ、えーと」

「…………」

 しばらく放置していたので、機嫌が悪いのか何なのか彼女はジッと僕を見つめる。
 わからない。わからないんだ。
 僕の不安というのは、この分からないということが最大の要因を担っている。つまり、彼女がせっかく可愛いのに(いや悪くは思ってないんだけども)、無表情にしてクールすぎて僕はどうしたらいいのかわからない。これが、僕の不安なのである。

…………
……


 てか、今回の場合は僕が悪いんじゃね?とりあえず、僕の甲斐性がない不安に悩んで、彼女トークしなかったせいじゃね?
 というわけで、僕は彼女に尋ねることにした。

「えーと、どうしたのかなアカネ」

「うん、別に」

「…………」

冷や汗って、こんなに出るんですか。先生。まあ、思い浮かぶような恩師はいないので、とりあえずたぷたぷ出来るバスケ顧問を空に浮かべとく。

「律くん、どうしてそんな顔してるの?なんか泣きそう」

「い、いえいえそんなことはござりませんよ?はい!」

「ふーん。ところで律くん」

「はい」

「今日はなんだか久しぶりって感じですね」

 そういえば、最後のデートは春休みだっただろうか。ちなみに、僕達はどちらも大学生だが、彼女は名門国立大、僕は底辺私立大である。まあ、そういうわけでタイミングが取りづらかったこともあり、なかなか誘っていなかった。


 とはいえ、GWはおろか夏休みを超え、もう11月である。


 すいませんでした。もう僕最悪ですよね。中学校なら自然消滅とかしちゃうくらいの放置っぷりですよね。ああ!!僕が不安に思うことなんてちっぽけすぎんだろ!?よく考えろ、これぶっちゃけやばくね。そかー、僕これから怒られるんだろうか。そして捨てられるのだろうか……。ぐすっ、神様ごめんなさい。出来る事ならタイムリープしたいです。跳びたいです、安○先生。

「律くん。なんで泣いてるの?」

「ううん、ごめんよアカネ。僕が不甲斐ないばっかりに……」

「もう学生ローンに手を出したの?」

「そういうわけじゃないけどさぁ……」

「はあ」

 真心はいつもどおりの無表情で紅茶を口に含む。僕に呆れてしまったのだろうか。

「今日は何もしないの?」

「ふえぃ!?」

「どこか行くとか、ないの?」

「あー、えーと」

「なら、律くんはじっとしてて」

「…………」

あ、あれ?これはあれですか。『律くんはじっとしてて。私は甲斐性なしの彼氏を置いて一人買い物に行ってくるから。さよなら』的なあれですかァーッ!!と僕は頭の中で楽しかった2年間の交際のエンドロールを流す。その間、彼女はそれから何かを言う事なく、頬杖をついて僕の事を見つめていた。もちろん無表情で。

「…………」

「な、なんでしょう。買い物に行かないの?」

「律くんは、行きたいの?」

「いえ、特に用事は」

「私もないかな」

「じゃあ」

「律くんがどこか行きたいなら、私はついてくけど。大丈夫?」

「そんな、特、には……」

「なら、このままで」

 と、真心はじっと僕から目を離さない。なんというか、恥ずかしいぞコレ。

「律くんって、まつ毛ながい」

「ああ、そうなの?僕はあんまり気にしたことないかな……」

「律くんって耳ちっちゃい」

「人の話を聞かないからかも」

「律くんって、相変わらずだね」

「!!!!!?????」

 えっと、どういう意味ですか!?ソレ。『おいおい、お前変わらねえままかよ。童貞野郎。ちっとも垢ぬけねーよな。ハアアアア、もうヤになっちまうぜ。私達これでおしめえだな。んじゃ』とかそういうアレ!?ど、どうしよう、僕、僕!!!

「律くん、退屈してる?」

「そんなことは!?」

 むしろ、頭の中がエマージェンシーです!!

「ならいいの。あのね、今日はメールをしてたとはいえ、久しぶりに律くんと会うわけで」

「そうですね、ごめんなさい」

「?」

「あ、あれ?」

「なんで、謝るの?」

「だって、僕ら付き合ってるのに、今の今まで誘わなくて」

「けど、それって律くんも忙しかったからでしょ?私自身もそうだし、気にしないでいいから」

「そ、そっかぁ」

 ちょっと気が楽になる。思わずホッと息をつくと、真心はカップの淵を指でなぞりながら、僕に向かって呟く。

「律くんは、変わらない」

「そう―――――」

「いつも顔に出て、子供っぽくて、目の前の事しか考えられないくらい不器用で、そして何よりネガティブ。……どうかな、ハズれてる?」

「……いや、当たってるよ。多分」

 他は分からないけど、ネガティブはきっとそう。
 そして、彼女は続ける。

「それってさ。律くんのいいところ、なんだよ」

「いい、ところ?」

「律くん自身は、悩んだり恥じたりしてしまうかもしれないけど。いいところ。私だけが知っているいいところ―――――」

「…………」

「――――の、一部」

「一部、 か。僕そんないいところなんて、ないよ」

「あるよ。沢山。あげてたら、今日という日が終わっちゃうくらいには」

「それは、もったいないかも」

「うん、もったいない。せっかく本物がいるんだもの」

「そっか……」

「…………」

 そうして、また彼女は僕を見つめる作業に戻る。深く深く、僕なんて浅いのに、浅くて薄くて弱々しいのに、真心は僕の奥まで沈むように、僕を見つめる。それはなんだか、照れくさくて、恥ずかしい。中学生みたいといってしまえばそれまでかもしれない。だけどそれなら、僕はそんな甘酸っぱい時間を取り戻したい。それだけ、この時間が愛おしく幸せに感じた。
 だけど、やっぱり不安になる。
 僕は、彼女の為に何か出来ているのだろうか。彼女は何も求めないし何も示してくれない。そう思うこと自体が僕という名の彼氏の甲斐性の無さを示して、甘さを求めてる証拠なんだと思う。一生懸命にやってる、なんて胸張れるほど僕は彼女に報えているのだろうか。僕は本日二度目の溜息をついてしまう。バカだよ、ホント。

「なあ、アカネ」

「何、律くん」

「楽しい?僕と付き合ってて」

「…………」

「…………」

 真心は黙ってしまった。今までは何も喋らないだけだったのに、今度は黙るという遮断めいた気配が感じられるモノだった。怒っている。怒っている。これは怒っている。僕はこの空気の重さにまたもや涙目になってしまう。ガタガタ震えてしまう。唇が震え青くなり、目が僕の冷たい体を泳いでいく。

「ふぅ……」

 呆れ。嘲笑。だろうか。真心は息をつく。

「律くんは」

と、彼女は続ける。

「律くんは、私と付き合ってて楽しい?」

「……もちろん」

 これは確かだ。彼女というキャラクターに不安になる時(正確にいえばそれに対応してく僕自身のキャラクターなのだけど)は沢山あるけども、楽しくないわけがない。
 彼女の全てが僕の心に光明を刺してくれる、なんて僕にしては珍しくキザったらしい妄言(口に出してないから妄想)を垂らせるくらいにだ。

「なら、そんなこと言わないで」

と、彼女は珍しくほんの少しだけ声のボリュームを上げて、そう僕に叱咤した。久しぶりの彼女の感情表現かもしれなかった。

「ごめん」

「謝らないで。いつも通り、律くんの中でネガティブな想いが堂々巡りしたんだと思うし」

「あう……」

「あのね、律くん」

と、彼女は何故か僕の冷めたコーヒー入りカップを手にとって、言う。

「私は、昔から無表情だし、声に抑揚がないし、人に我儘とか甘えたりとか上手く出来なくて、今も色んな人と会う時に不安だし、友達も決して多くはないような、コミュ障女子ではあるから。きっと、律くんの不安は増幅してくばかりだと思うの」

 僕は、目を反らす。

「でもね、私はあなたに対して、わがままを言わないとか甘えてないとかっていうことは決してない。分かってほしいのは、私は、私にとって、今この瞬間がえっとその」

 と、真心は珍しく言い淀み、顔を俯かせる。そして、ふぅと先とは気色の違う息をついてから、こう続ける。






「い、今この瞬間がとっても、とっても……幸せで。甘えん坊なんだよ、私……。大好きな律くんといられることが私のわがまま、だから……さ」








 真っ赤だった。どちらが?いや、どちらも。
 胸の奥が熱いと思ったら、体中がポカポカ火照ってしまっていた。
 ああ、なんと初々しいのだろう、と10年後の僕は交際2年目の僕にそんなことをニヤニヤしながら言うだろう。そういう大人の余裕を手に入れるには、きっとそれくらいかかると思う。なんせ、僕の彼女はやっぱり可愛すぎて、僕が気付ききれなかっただけで、とても表情溢れ慈愛に満ちた少女だったのだ。……いやいや、そうだよ。こんな可愛らしい彼女に慣れるなんてきっと10年ぽっきりじゃ足りない。そのニヤニヤはどうせ大人としての体裁だろ、などとよくわからない未来ツッコミをしてしまう。なんてシュール。
 あまりの火照り具合にのどが渇いてしまった、と僕はコーヒーを手にしようと思うのだけど、残念。カップは耳まで真っ赤にして俯いてる真心の手にある。

「アカネ?そのコーヒー」

「……なに、かな?」

と言い、彼女は僕の声が聞き取れなかったのか、僕のコーヒーを口にしてしまう。

「あ、ちょっと!」

「んー?んーんー」

「いや、いいよ。ごめん、飲んじゃっていいよ。えっと、店員さん、お水を―――って」

 トンっとテーブルの下で真心が僕の脛をつま先で小突いた。

「ん」

「え、なに?」

「ん」

「いやいや、なにをしようとしてるのかな、真心さん」

「んー」

「口が尖がってて可愛いですね、はい」

「……ん」

 はい、僕の負けです。
 別に初めてではない。流石に2年目だし、これくらいの事はしてきた。まあ、それに対して、彼女は無表情だった気もするけど、今思えば夕日とかで誤魔化されてたかもしれない。
 というか、こんなことしても僕の喉が潤うことはないだろう?いや、心に泉があるというなら、温泉のように噴き出て満たしてくよ、絶対。
 まあ、恥ずかしいし詳しい描写はよそう。今日はネガティブで下らない僕に付き合ってくれてありがとう。強いて、最後に一言を付け加えるとするならば、





 ブラックコーヒーなのに、甘かったなぁ。




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