ジュブナイル トーキング byKIKI

ただの大学生の日記です。マンガ、アニメ、小説なんでもござれ。同性愛も好きですよww

作った動画ランキング掲示板管理
-----------------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012-08-23-Thu-05-10

のんびりしてたら、徹夜にwwこれから寝るねww


リニューアル初の小説。かけました。

魔法先生ネギま!をしっているでしょうか。

あれを最後まで読み切った人って意外と少ないんですよね。
まあ、最初とは画風も作風も全然変わってしまいますし、分からないでもないです。

けど、バトルが入り始めたあたりからは面白いので、ぜひ。

私なんか、モンハンでの武器をネギまの大剣使ってたりしてます。ハマノツルギ。
そんくらい好きですよ、はい。


ちなみに、これはBルート、いわゆる本編の最終回の後日談というところです。
どうか読んで感想なんか頂けるとうれしいです!
では、どうぞ!





ネギ×ちう

信じたくもねえトンデモ魔法世界の公表がおよそ来年に控える時、私、長谷川千雨は大学を卒業した。
それと同時にガチ引きこもりになった訳だが、まあアフィリエイトなりサイト運営なりなんなりで、金には不自由ない。

ただ、まあなんの刺激もない今の生活にマンネリしている、というのは正直否定しない。
それもこれも、アイツとバカみたいな冒険に関わってしまった私自身のせいによる、刺激絶対値の向上が理由だと思う。
これは非常に迷惑だ。
例えば、新しいRPGゲームを買ったとしても、こちとらガチなドラゴンなりモンスターなり魔法使いとバトったわけで、

あれ?コイツら大したことなくね?
アイツらパターンも何もなかったし。

とか錯覚してしまう。つまり、私のこれからおよそ60年あるだろう人生は、こうしたトンデモ経験によってマンネリしたものとなってしまった。

「恨むぞ、先生」

と、何のひねりのない恨み言をひとりごちたところで、まあ意味も何もない。
しかし、思考を続けると、私はあの刺激溢れた(笑)あの世界に戻りたいのだろうか……?

んなわけない。

まあ、あのチート変態親父とか知り合いもいるから、会いにくらいは行きたいと思う時もあるにはある……とか考えたいところだが、あのオッサンちょくちょく遊びに来やがるんだよなぁ……。

「ふああ……アホらしいぜ、あのオッサンのことを考える事自体ナンセンスっつーか」

私よりも長生きするって断言されても、8割方信じられるし。
まあ、そんなことはさておきだ。準備しなくてはならない。

そもそも、こんな引きこもりで半ばニートの私が「魔法世界の発表」の予定について知っているかというところだが、それはISSDAというところの特別顧問を請け負っているからに他ならない。
ISSDAとは、

International Solar System Development Agency

日本語で直すと、「国際太陽系開発機構」というぶっちゃけ太陽系惑星のテラフォーミングを主体とした公的機関だ。
そんなところで、特別顧問をしているわけで、そこの女タラシ所長が元中学担任で魔法先生であるため、そういった内部事情はそこらへんのヒラ共よりは知っているのである。
しかし、引きこもりがそんなもんやったら役者不足だ。実際私自身も時々、

「おいおい、こんな(元)女子大生にやらせるような仕事じゃねえだろ、バカ」

とか思う。というか直接愚痴ってる。
その度に、同僚のロボ秘書に

「だから、特別なんですよ千雨さん。表向きに公表されていないポジションですし」

「税金の無駄遣いっつーか横領だろ、それ」

「それだけ、先生は貴女の事を信頼しているのですよ、きっと」

「へいへい」

などと諭されたりしている。
まあ、仕事も大したことはない。ただあの魔法先生の相談役ってだけだ。あの冒険の時から変わらない。
ただ暇さえあれば近くにいて、アイツの一生懸命な口上を聞いて、不備があったら論破して、激励して。
思えば、アイツと会ってから、おんなじような事しかしてないかもしれないわな。
そして、その度におんなじような事を思って、切なく……って何言い出そうとしてんだ、私は。
はあ、これだからあのスケコマシと付き合ってるとこういう浮ついたことばかりが頭をよぎる。……誤情報だし。

「さて、資料でも読んどくか」

などと、次の会議(テレビ)の資料を読もうとすると、

《はろー、ちうたんだよー♪お電話なってまーっす☆》

「ぶっ!?」

電話がかかってきた。
つーか、なんじゃこりゃ!……いや、こんなふざけた強制着信音はアイツしかいねえ!

「おい、チート変態親父」

「ハァハァ、お嬢ちゃん。今日のパンツ何色?」

「仮にも英雄だろうが!?」

ジャック=ラカン。
過去の大戦の英雄、「紅い翼」の内の一人であり例の魔法世界においての冒険で、私達を保護してくれた人物である。
まあ、これだけピックアップすれば良い大人なのだが、守銭奴な上にセクハラ魔として、自分のものすごい力をそうしたしょうもない事の為に利用したりするダメな大人でもある。
特に先生と私はコイツにお世話になったわけで……。

「んだよ、ツレねーな。そんなんだから大学?だかでボッチとか言われたんだろ?」

「言われてね―し!それなりにコミュ力あるわ!悔しくもアンタらのせいでな!」

「ヘイヘイ」

「……つか、アンタどうやって私のボイスゲットしたんだ?」

「そりゃあ、まほネットから嬢ちゃんのサイトにアクセス……」

「マジで!?オッサン、ネットとか使えたのかよ」

「俺に出来ない事があると思うか?結構インテリな面もあんだぜ?」

「バカな面しか見たことねーよ」

あとカッコいいとことか、とは絶対言わない。

「そんで、なんの用だよ」

「んあ?ああ、連絡って奴だよ」

「ISSDAのか?けど、確かオッサンは直接関わってないだろ」

「まあな、大使的なポジションでネギとかと無理矢理顔合わす機会はあるけどよ。めんどーだし、よほどの事がなきゃ会う気も起きね―んだけどな。それはさておき、今回はその件じゃねえんだ」

「んじゃ、なんだよ」

「一段落って奴さ。つまり、今日か明日くらいに坊主が日本に帰ってくるってこった」

「は、はぁ!?唐突過ぎんだろ!?」

「ああ。今回、ネギの野郎が魔法世界も含めて世界中を飛び回っていた理由は色々あったんだけどよ。ゲーテルの野郎が魔法世界に関する事をある程度の段階まで、勝手に終わらせやがったせいで、こっちでの仕事がなくなっちまったってわけだ。それで、ワーカーホリック気味でもあった坊主が地球、そして日本に舞い戻るってこった」

「へ、へえ」

「まあ、あの堅物のことだからよ?それを嬢ちゃん達に伝える事なんか忘れてんじゃねえかなと思った紳士な俺はこうして、ゲーテルの野郎から聞いた事を伝達連絡、ホウレンソウしてやってるっつーわけだ」

なんでも、まほネットを介した通話魔法らしい。
しかし、私はまだ疑問に残る事があった。

「なあ、オッサン。それでどうして私にそれを連絡したんだ?どうせ、半年くらい直接顔は合わせてねーけど会議はあるんだし、他の奴らよりは話す機会はあるんだぜ?それこそ麻帆良に残ってる連中に連絡いれとけよ」

「おいおい、俺の善意を無視すんじゃねえよ、嬢ちゃん。こんだけお膳立てしてやるんだ。今回こそモノにしやがれよ?(正直、まほネット介したもんだから、嬢ちゃん以外のアドレスをしらなかったってのがでかいんだけどな)」

「んなっ!ば、バカな事言ってんじゃね―よ!!わ、私はアイツらと違って、そういうのは!!」

「あのー千雨さん?」

「って、切れてやがる!?クソーあのチートヘンタイ親父!次会ったらレベルアップしたひざ蹴り食らわせてやる……」

「あのーちうさん?」

「ああん?さっきからうるせえな。乙女ゲーでもつけっぱ、に……?」

「ど、どうも、お久しぶりです。ちうさん」

「qあwせdrftgyふじこlp!!!!!!!???????」

そこにいたのは、ネギ=スプリングフィールド。
私の元担任であり今の上司(秘密裏とはいえ)である。父も自身も魔法使いの英雄であり、今はBlueMars計画という火星テラフォーミング計画の中心人物の一人として各国を回っている。昔は、子供先生と持ち上げられていたが、今となっては只の見た目17歳くらいの青年である。まあ、外国人なだけあって大人びて見えるのだが。

「って違う!!」

「は、はい!」

「なんで!テメェは!勝手に!私の!部屋に!入ってきてんだよー!!」

どんどん、と指でコイツの胸をつつきながら詰問する。
ネギ先生もビビってかどんどん後ろに下がっていく。
悔しい事に、昔初めて二人で話した時の事を思い出しちまっただろうが。

「すいませんすいません!!」

「謝るくらいならやめろっつーの!!」

「すいません!何回呼んでも無視されてしまったのでぇぇぇ!!!」

「うっさい!」

「理不尽な!」

「こっちのセリフだ、セクハラ元教師!」

ぜーぜーぜー……と息が乱れてしまったので、二人して深呼吸して落ち着く。
そして、まずは私から質問することにした。

「まず、聞こうか、先生。なんで、私の家に来てんだよ」

「それは、勿論千雨さんに会いに来たんです」

「~~~~~~~~~!!!!!!!」

いや、待て。このタラシ教師ならこれくらいのセリフは普通か。動揺すんな。

「へ、へえ。まあ、お前が日本に帰ってくる事はラカンのオッサンから聞いてたから知ってたけどさ。一言くらい連絡入れんのが筋だろうが」

「あ、ですよね……。いやあ、実は茶々丸さんにアポなしで言った方が面白いサプライズになるだろうって進言を鵜呑みにしてしまって、アハハ」

あんのボケロボがああああああああ!!!!!!!!!

「どうかしましたか?ちうさん」

「あのボケロボは今度スクラップに……って、近い!近いって」

「す、すいません」

「はぁ……気をつけろよな。お前の場合歩けば女とぶつか……なあ、ネギ先生」

「なんでしょう」

「ふと思いついた質問だから、思いだせる限りで良いんだけどさ。この半年間外回りを含めて、異性とどれくらいの頻度で顔合わせた?」

「へ?そんなのわかるわけないですよ」

「だよなぁ」

「あ、でも毎日違う女性の方と仕事以外で話しかけられはしました。一体あれは何だったんだろう……いだっ!?」

「刺されろ、エロ元教師」

コイツも英雄なので、無条件で声をかけられるのは知っているが、なんとなくムカつくのでデコピンをしといてやった。
しかし、こんな時間か。もう夕飯時というくらいである。まあ、毎日こんな感じだから時間間隔とかズレて来てるが気にしない。大事なのは空腹かどうかだ。

「ネギ先生、飯食った?」

「いえ、まだです。千雨さんと食べようかと思いまして、どこか行きます?」

「行かないって言ったらアンタどうすんだよ……。てか、めんどい」

「そうですか……」

時折、昔みたいな子供っぽい表情を浮かべるのはコイツがモテる一因だろうか。

「それじゃ、またの機会に……」

「私が作るのでもいいなら、ウチで食べませんか?」

「へ?作れるんですか?」

「アンタも大概失礼だな。引きこもりなめんな」

というわけで、待っててもらう。
まあ、適当でいいだろ。面倒だし。



「美味しそうですねぇ!」

「はいはい、世事は良いから。さっさと食え」

30分後、適当なご飯を作った私はネギ先生と食べる。これも、何時振りの事だろうか……。久しぶり。

「とても、おいしいですよ?」

「だから、世事は良いって。先生は舌肥えてんだろうし」

「いえ!本当ですよ!!そのなんというか温かい感じ、というか。えっと……」

「はいはい」

あんま、褒めるな。なんかハズい。

「だけど、マジな話。茶々丸なり四葉なりの食べるわけだろ?」

「まあ、仕事の合間はお願いしたりはしますね」

「ま、いっか」

アイツらは別モノってことで。コイツとだとイタチゴッコみたいな会話になりそうだし。

「それで、結構進んでるのか?なんかゲーテルのオッサンが頑張ったとか聞いたけど。勝手に」

「アハハ……とても助かってますよ。とてもやる気に満ちた方で―――――」

それから、ぼんやりと堅苦しさを抜いたネギ本人の考えとか愚痴とかを聞いたりした。
楽しくも苦しくも嬉しくも悲しくもネギ先生が頑張っていることがよく分かる。

そういえば、最期まで私は直接関わる事はなかったが、あの件はどうなったのだろうか。

「そういや、お前の父親の件はどうなったんだ?確か去年助けただかなんだかで」

「ええ、元々見た目は元気なんですが今は中身の方も大分回復してますよ。一段落というのは父さんの事も含めたモノで、今はマスターとラカンさんとの三人で魔法世界を回っているそうです」

「懲りねえな」

というか、ラカンのオッサンもかよ。ナニが伝達だよ。もろ先生に会ってんじゃん。照れ隠しか?……ん、待てよ?ということは、あの電話?の向こうに先生の父親がいたってことかよ。なんだかなぁ。

「ああ、もしかしてリハビリ?の経過報告を受ける時にラカンのオッサンに会ったのか」

「そういうことですね、父さんも構うなって言ってましたが」

「先生が過保護すぎるせいだと思うぜ、それ」

「そうですかねー?」

「そうそう」

ふと、沈黙が流れる。しかし、気のせいだろうか。妙に先生がソワソワしている。まだあのボケロボが仕掛けてんのか?
とか考えてると、ネギ先生は口を開く。

「千雨さんは、どうですか?最近」

「ん、変わらないよ。ここで引きこもってるさ」

「ええ……」

「引くなよ。知ってたろうが。てか、私はこの安定に満ちた生活に満足してるんだよ……アンタみたいな冒険に満ちた活劇を送りたいなんて、微塵も」

思わない、とは言えなかった。何故かはまあ分かってる。
ほかならぬ、ネギ先生と私を繋げているのは、そういう経験の数々だからだ。意味があったからだ。
勿論、これからしろと言われてする気にはなれないが、否定をするのもまた筋違いなのかもしれない、と私は嘆息する。

「チッ、まあ、またアンタが守ってくれるんなら考えてやるけど、今はこれが一番かもな、うん」

「……あの」

「ん?」

「千雨さん、やっぱり僕には貴女が必要なのかもしれません」

「はあ!?な、なんだよ、急だな!!」

「今でも、千雨さんとはテレビ越しですが話したりします。相談とか愚痴とか聞いてもらったりして、その、とても安心していられました」

「お、おう」

な、なんだ、何が言いたいんだ?

「だけど、父さんを助ける為に飛び出した時、僕は千雨さんのことを何度も求めてしまった。確かについてきて下さった皆さんは良い人達です。教師時代の生徒の皆さんも何人かついてきて下さいました。だけど、やっぱり僕自身が遠慮なく僕の弱い所をさらけ出せるのは、千雨さんだった」

「こ、近衛とか神楽坂……今は姫さんか……とかはどうなんだよ」

「え、あ、アスナさんに怒られますよ?でも、はい。そうですね」

「ったく、論破されてんじゃねーよ」

「うう…、だ、だけどその」

「言いたい事ははっきり言えよ、もういい感じの大人だろ?甘えんな。……いくらでも待ってやるから」

「……はい。やっぱりアスナさんやこのかさん、のどかさんは僕のお姉さんのような存在で、千雨さんとは違います。刹那さんや楓さん、古老師、マスター、龍宮隊長それに夕映さんは戦場でも助けてもらいましたが、そういう対象じゃなくて、他の皆さんもやっぱり違くて……いや、そうじゃないんだ。自分でもわかってるんです。こういうのは理屈じゃないって。それこそラカンさんみたいな感じに自分の信じた事が大事なんですよね。うん」

「…………」


「ちさ…いえ、ちうさん、聞いてください。僕は貴女の事が好きです。今の生活も守ります。だけど、僕の近くで僕の事を助けて下さい叱って下さい。そして、その、結婚を前提に付き合ってもらえないでしょうか!」



「……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………ちょっと、待ってくれ」

「は、はい!」

私は立ちあがって、頭を抱える。

「…………」

ま、待て待て待て待て!どういうことだ?私?私だと?この天下の引きこもり及びネトゲ廃人であるところの私だぞ?私が男だったら絶対選ぶような事はしない人種だぞ?どこをどう間違ったら私なんか選ぶんだ?何もフラグもイベントも回収してなかったってのに!だああ!違うだろ、それじゃ私が先生を狙ってたみたいじゃねえか!……ふぅ、落ち着け落ち着くんだ長谷川千雨。素数でも数えればいいのか?と、ととととりあえず、これはきっと夢だ。それか、どこぞの魔法使いなりなんなりがかけてきている幻覚魔法かなんかだ。そう!きっとそうに違いない。じゃなかったら、先生が私なんかを選ぶわけがない。もっとこう!本屋とか神楽坂辺りを選ぶはずだろう!?

「先生」

「はい、なんでしょう」

「ちょっとひっぱたいてくれないか?割と強めに」

「え、でも」

「いいから!」

「は、はい!」

「げふっ!?」

脳天チョップ一撃(魔力付加・弱)。

「痛いわああああああ!!!!!!」

「やっぱり理不尽ですー!!」

仕返し?のボディブロー一発を喰らわせてやった。軽くでいいんだよ軽くで!……だけど。

「うぅ……」

「そうか、夢じゃねえんだな……」

「何がですか?」

「いや、何でもねえよ。つーか、先生ってマゾなのか?」

「へ?いや、違いますよ!普通です!変態なんかじゃ絶対に」

「いや、辞書的な話じゃなくてスラングレベルの話だけどさ。先生の生き様ってマゾしかやれないような負荷っぷりだし、今だって口説き文句が叱って下さいだぁ?エヴァンジェリンに調教でもされたのかよって感想だよ、バーカ」

「マスターはそんなことはして、なかったですよ、ね……?」

「私に聞くなよ」

心当たりあんのかよ。何やってたんだ、あの合法ロリ。

「そうか、ふーん。そっか」

「ちうさん?」

「本当に本当に、今告ったんだな?3-Aの奴ら使ったドッキリでもないんだな?」

「ええ!?まだ信じてくれないんですかっ!?」

「当たり前だ!アンタのタラシ具合、お前のオコジョの策略、あのクラスの異常なまでのイベントへの執着心!どれをとっても私の中ではドッキリって言われた方が納得できるくらいだ!」

「む……、じゃあ、これで信じてもらえませんか?」

「ん、なんだよ。私は思いつきの行動で籠絡されるほど甘くングッ……!?」

こ、コイツ!今、私に何しやがってる!?え、マジ?ハ?ウソ、はあああ!?



キス、かよ…!?



「……プハッ。これで、信じてもらえないでしょうか?僕が、ちうさんをどれだけ好きかってこと」

「え、あ、はい……」

あ、はい。じゃねえよ!!テメーは乙女か、長谷川千雨ぇぇ!!!何ガキにキスされたくらいで籠絡されてんだあああ!!!お前は攻略難易度最低のヒロインかなんかかああああ!!!!

「い、いや、これはそのキスしたせいで抱き寄せってか近――――」

「ちうさんとは、一度パクティオーの時にキスをしましたけど、僕自身あまり憶えてないし。これが初めてみたいなものかなーって」

「かなーってじゃねえよ!」

「それに、僕《から》は、初めてなんですよ。キスって。なんと言いますか、これ恥ずかしいですね。皆さんよく僕にキスしようとなんて思ったなぁ……」

「―――――――ッ(口が開いてふさがらない)」

このスケコマシ。なんつー発言を。場面によるとはいえ、どいつもこいつもお前を好きで……ってそんなのはどうでもいいんだ。
え、お前からは初めて?

「マジで?初めて?」

「は、はい……」

「そ、そうかよ…」

わ・た・しは!処女厨かよ!!いや、この場合は童貞狩りか、チクショー!!

「クソ、普段はヘタレの癖に。こういう時は紳士ぶりやがって」

「え?なんか言いましたか?ちうさん」

「なんでもねーよ!お前って温かいなって言っただけ……だあああ!!忘れろ、バカっ!」

ダメだ。狂いっぱなしだ。今日の私は、特にコイツと会ってからはダメダメだ。
思っちまったじゃねえか。想像しちまったじゃねえか。
こんなクソみたいな生活捨てて、魔法世界でも魔界にでも何でも、先生となら、どこまでもいけるとか、考えちまったじゃねーかよ……。



しばらく、黙って抱き寄せあっていたネギ先生と私は、大分恥ずかしくなってきたので、どちらからともなく離れていった。

「ま、いいよ」

「何がです、ちうさん」

「アンタと付き合ってやってもいいっつってんだよ。今の年齢じゃ年の差も範囲内だろうし」

というか、あの別荘のせいでお互いに年齢不詳状態ではあるが。

「それに、約束」

「……?」

「アンタが私を守ってくれるんだろう?それに、今度は私も先生を守ってやるよ。少しはな。それなら、まあ大丈夫だろう」

「……ハハ」

「……んだよ」

「いえ、なんでもありませんよ。……誓います。この命に代えても僕はあらゆるモノから千雨さんを守るって」

「はあ……」

「え、溜息!?僕なんか間違えました!?」

「うるさい、黙れ」

もう少し、余韻に浸らせろ。ニヤけさせろ、バーカ。



終わり。






番外ネギ×ちう1

「本当に、自分からは初めてなのかよ」

「それは勿論、挨拶をするときにはしますけど……、好意を持って口にキスしたのは千雨さんが初めてですよ?」

「ああ、そうかよ……」←顔を反らしてニヤけ中

「元々、アスナさんが100年の眠りにつく時に、好きな女の子には自分からキスしなさいって言われたのが、あって……どうしたんですか?ちうさん」

「……こんの、タラシ野郎が!!彼女の前で他の女の約束事持ち出してんじゃねええええ!!!!!」

「へぶっ!?すいませーん!!」

「ったく」

思わず、自分の事彼女とか言っちまったじゃねえか。……とりあえず、こういう疎い所からの矯正だな、うん。




番外ネギ×ちう?2

「おい、ボケロボ」

「なんでしょうか、千雨さん。昨日はお楽しみでしたね」

「何もしてねーよ!!」

「ネギ先生も千雨さんもお互いに素直になれないようなので、私がお膳立てしましたが何か?」

「え、ああ、そうなのか。ありがとよ……っていうか、不機嫌すぎないか?」

「それは当り前です」

「……だよな、ごめん」

「謝らないでください。ネギ先生が選んだことなんですから」

「そう言ってくれると気が晴れる。アンタとはそれなりに仲良くやっていきたいんだ。秘書だし」

「友人として、の方が個人的には嬉しいです」

「……ハズいから言わせんな」

「フフ……。ああ、そうです」

「なんだよ」

「昨日のネギ先生との逢瀬は3-Aメンバーに高画質LIVEでお送りいたしましたので、気がねなくイチャラブして下さって結構ですよ?」

「んな!?テメェ!ふ、ふふふふ、ふざけんなー!!嘘だろ、おい!嘘だって言ってくれ、アホロボ!!!」

「それは、ご自分でお確かめ下さい。ほら、ものすごいメールと電話着信が鳴ってますよ?」

「ぎゃああああ!!!!!!マジやりやがってた、コイツ!!!!前言撤回だ、コノヤロー!!絶交してやる―!!!」

「千雨さんの方は発言してませんから、撤回も何もないですけどね。それでは、私は仕事がありますので、ネギ先生との少ない休日楽しんでくださいね」

「楽しめるか―!!アホロボー!!って、なんか地鳴りがすんだけど!?マジかよ、おい!!戻って来い茶々丸―!!」


「フッフッフ、おめでとうございます、千雨さん。ですが、ネギ先生と付き合うと言う事はこういう事なんですよ?まあ、頑張って下さいね、フッフッフ……グスッ」



今度こそおわり?




というわけで、どうしても書きたかったネギまss
ちうさんが一番好きなヒロインです、はい。
男は勿論ラカンさんです!!(はい?

後日談。
ネギの本命が千雨だったら。という高確率の勝ち馬に乗ってみました!!
可愛く書けたでしょうか!?ww
ちょっと、茶々丸のキャラがぶれてるかな?とは思ったけど、もっと感情チックになったんだと脳内保管してほしいかな。
あと、ネギくんはあまり変えてません。
まあ、白い翼の同窓会の時もあんな真面目一徹キャラだったし、このままでいいかなぁと。
ちょっと、子供っぽさも残しつつ。

千雨は、良さを100%出せなかったのは悔しいけど、それなりにかけて満足。

というわけで、感想とかマッてます!!

それでは、縁があったらまた明日。
スポンサーサイト

COMMENT

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK

http://yakumonosora218.blog33.fc2.com/tb.php/8-6a5f7ad6



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。